ドリフトコンテストのアクロバットの前にひとつ。
ドリコンのエピソードを掲載中の時だったと思います…雑誌の方で愛車自慢の募集をしたかと思います。
今だとネットで送ってもらえるので楽に送ってもらえるのですが
当時は写真を同封して頂いての封書ですから、めんどくさかったと思います。さらにドリフト天国とか、当時は愛車自慢の雑誌がたくさんあったので 「オーバーレブ!」が掲載されているとはいえ普通のマンガ雑誌。
大量に写真が送ってくることもなく、それでも100通くらいは来たんじゃないでしょうか(^o^;)
送って来られた写真の中には、アドバイザーさんの好みから外れている仕様のマシンもたくさんありまして…
その中から、選んだ2台をマンガに登場させたと思います。
「オーバーレブ!」134話、秘境連続暴走事件の鶴のクラウンと亀の32グロリア。
アドバイザーさんはサーキットでの速さ重視の方でしたから、この2台に全く興味を示しませんでした。なので、このエピソードは閑話休題、一話完結でのストーリーとなりました。

アクロバットとの対決の狭間に入れたストーリーだったので関連性はあったと思いますが…
アクロバットや、鶴亀の2台はアドバイザーさんの毒が存分に盛り込まれたエピソードになっています。
それと…
そしたら…そのクルマのオーナーさんに怒鳴り込まれたことが一度だけあって
「勝手にオレのクルマを描くな!」「マンガを見たやつらが、マンガを真似してクルマを作ったと思うだろっ」…とm(__)m
言われればそうですよね。
自分流にカスタムしてオリジナルのクルマを作って愛車自慢に投稿されたクルマですから…勝手に描いてはいけませんでした。おっしゃることは、ごもっともです(^o^;)編集部が謝ってくださいましたf(^^;
そのような失態を踏んで
この頃から、マンガに登場させてもらおうと読書さんに許可をいただき、その愛車を使わせてもらっての読者参加型マンガをやろうと試みてはいました。「My Favorite Bike 」でも、愛車自慢と逸話の募集をして、それを題材にマンガを作ったり…と。
実在する走りに精通したプロ野球選手の戸叶さんを黄金のブタとして登場させたり…と。
「オーバーライド!」は、その発展型で作っていこうと思っているのです…今、こちらのブログの方でレブのキャラたちのその後を涼子が訪ねています。そんなキャラたちと一緒にライドの中で愛車と活躍しませんか?…という企画なのです。逆に言えば現実のこの世界に主人公のモトがお邪魔して皆さんと交流すると言った方がいいのかもしれませんね。
なかなか条件に合う掲載場所が見つからずにいます。
企画は、面白いと言われているのですが…
題材がクルマというのがネックにはなっているようです( ;∀;)
クルマ…Kカー…そんなにダメなんだろうか?
「サムい時代だとは思わんか…」ガンダムより(^o^;)
山口かつみ