横山峠封鎖と同時に長年、一緒にやってきたアドバイザーさんが「オーバーレブ!」から去って行きました。
アドバイザーさんには、これまで本当にお世話になりました。クルマ素人だった自分に懇切丁寧にいろんなことを教えてくれて
「オーバーレブ!」にとてもいい影響を及ぼしてくれました。
そんな…アドバイザーさんがいなくなったということで
前に述べたように「オーバーレブ!」第二部のはじまり。
そういうワケで、長い連載中 唯一 涼子が登場しない回を作りました。そして…
ジェリーズの登場です。
軽自動車の名車、AZ-1、ビート、カプチーノを駈る三人組。
自分は、前々から軽自動車が好きでアドバイザーさんに軽自動車を出しませんかと打診していました。
峠でのバトルがメインで作られていた「オーバーレブ!」で、アドバイザーさんのいうセンターラインを割らないようにという主張に見合うクルマとして、さらに峠はサーキットのように長いストレートがあるわけでもないし、つづらおれや狭い道ばかりの舞台では軽自動車は、いいのではないか…ということからです。
しかし…
アドバイザーさんは、軽自動車にお金をかける走り屋などいるわけないでしょ…と
どんなコースでもお馬さん(馬力)が大きいクルマが勝つに決まっている。好き好んで誰が軽自動車に乗りますか?普通車に手を加えれば速いクルマになるのに…走り屋が軽自動車を敢えて選ぶワケない。…と
そういう理由で、受け入れてもらえませんでした。
なので…アドバイザーさんが去ったのでジェリーズが誕生したということなのでした。
軽トラも、この時にはネタとして用意はあったのですが…軽自動車登場のイッパツ目に軽トラは、変化球 過ぎるとの編集さんの意見でしたので軽自動車のレジェンド3台をチョイスしました。
峠の舞台も、狭いところを選びました。
軽自動車チームだけだと心細く…読者に反感を買うかもしれないと感じたのでハルというキャラクターも登場させたのでした。
ハルをインパクトのあるキャラクターに見せるため、演出で涼子にお休みをさせたのでした。




初めまして。
連載当時から読ませていただいてた者ですが、あの時期、K4の走り屋は結構いたような気がします。
件のアドバイザーさんはモータースポーツのひとだったんでしょうか?
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ありがとうございます。アドバイザーさんはモータースポーツのかたではありませんでした。
クルマに関してとても詳しい方でしたよ。
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