オーバーライド!その8

前回の記事で元担当編集さんの「まだ、やってるの」と発言をした同じカレが
「オーバーレブ!」を担当していた時のこと…。
カレは、全くクルマに興味のない人でとても要領の悪い人でしたf(^^;
「オーバーレブ!」担当時にいろいろヤラかしまして問題の多い編集さんでした。

「オーバーレブ!」が連載100回目を迎えようとしていた時です


担当「連載100回目は巻頭カラーですのでカラーの原稿は一週間早い締め切りです。なので調整をお願いしますね。あと3回で区切りの100話です。」

山口「あと3回?…それって間違ってない?あと4回だよね。」

担当「いいえ。あと3回です。何度も数えて確認しましたから!間違えてません。」

山口「じゃあ、オレが間違えてるのかな。毎回、話数をメモしてたんだけど…」

担当「山口さんが間違っていますよ。ボクはもう二回も確認したんですから」

山口「わかりました。3週あとの回が100話目ですね。ストーリーも100話目らしい盛り上がった感じがいいですよね。」「先日、取材したドリフトコンテスト編に入ろうかと思います。」

担当「そうして頂けると助かります。」

山口「わかりました。展開を組み立てておきます。」

こんなやり取りをしたのを覚えています。
しかし、アシスタントから「先生、100話まであと4回です。絶対に間違っていません。私たちは、毎回、原稿のコピーに話数を書いてチェックしてるので間違いありません。今も、アシスタント三人でチェックしました。編集部に確認した方がいいですよ。今のままだと99話目が巻頭カラーになってしまいます。」…と

それで担当編集に言っても埒が明かないと思い編集長に電話をかけました。
編集長は、折り返すと言って一旦、電話を切って・・・自分は待っていました。
一時間ほどして編集長から電話。

編集長「山口さん。まことに申し訳ありません。山口さんの言う通り100話目まであと4回です。」

山口「そうですよね。よかったです。間違いに今、気づいて…」

編集長「それが…そうでもないんです。」

山口「何が…ですか?」

編集長「オーバーレブ!の巻頭カラーを押さえているのは3回あとの、つまり99話目です。4回あとの100話目を今から台割りをやり直してオーバーレブ!を巻頭カラーにする事はできます…しかし、99話目の巻頭カラーは、外せないんですよ。他の作家さんに今からお願いするのも厳しい状況でして…」

山口「じゃあ、前夜祭的な感じで編集部さえ良ければ2週連続で巻頭カラーをやらせてもらいますよ。」

編集長「お願いできますか?」

山口「はい。」

…と、そんなやり取りをしました。

その、また一時間後でした。再び編集長から電話。

編集長「山口さん、先ほどは、こちらの不手際で無茶なスケジュールをお受け頂きありがとうございました。」

山口「いいえ、大丈夫ですよ。2週連続で巻頭カラーなんていいじゃないですか。」

編集長「それで…無理を承知でお願いがあるんだけど…」

山口「え?」

編集長「オーバーレブ!の100話目の巻頭カラー、遡って98話目からカウントダウンということで三話連続カラーでお願いしたいんだけど。」

山口「…え…。」

編集長「やってもらえるかな?」「カラーなんで締め切りが早くなるけど。」

山口「じゃ、じゃあ…」「せっかくなんで、やらせていただきます…」

数を数えられない担当編集のおかげで仕事が増やされたという話し。

その担当さんは、カラー原稿を無くしたり、オーバーレブ!のマンガの中でアンダーが出る、の解説部分を独自の見解で説明を加えそれが全くので的外れな説明だったり…と

なかなかトラブルの多い担当編集さんでした。

「オーバーレブ!」の100話目付近での事情でした。

ブログ07.jpg

オーバーライド!その8」への3件のフィードバック

  1. なかなかな担当編集さんですね…。食い違った時点で「再度編集部に確認します」という流れにしなかった編集さんに疑問です。。。クルマに興味がないというのもいかがなものかと思います。勉強するとか、しなかったのでしょうかorz

    いいね: 1人

    1. その編集さんは自分の担当にしてなる前に大御所の作家さんを激怒させて担当を外されてオーバーレブの担当についたのでしたf(^^;言葉のチョイスをして必ず間違える人で人を怒らせる天才でしたね。打ち合わせをしていても、長くクルマの説明したにも関わらず「クルマよくわからないんで最初からお願いします」このセリフを担当を外れるまで毎回、聞かされましたよf(^^;
      編集に向いてないよと忠告しました(^o^;)
      歴代のオーバーレブの担当でクルマに興味のない編集さんは半分の三人です。打ち合わせが難しかったですね❗

      いいね

  2. 漫画家さんって、自分で考えている話以外に、今回の話のような大人の事情で対応する事もあるのですね。読んでいるだけの自分は全く知りませんでした。

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